最悪から最高へ…

【FOOTGOLF JAPAN TOUR 2022-23 SEASON】

第10戦…結果は39位T(+4)

今まででワーストなラウンドになってしまい、大切に積み上げたものが音を立てて崩れてしまったかのような、大事な宝物を失くしてしまったような感覚を覚えました。

もう立て直せないのではないか、というところまで落ち込みました。

ですが第11戦は1週間後でした。

第11戦…結果は1位(−10)

今回のブログは、最悪から最高のラウンドを振り返ってみようと思います。

最悪のラウンドから次へ向けて気をつけなければいけなかったのは、悩むのと、考えるのは違うということ。良くするために考えること、を大切にしようと思いました。

このまま上がれなかったらどうしようといった気持ち、落ち込むところまで落ち込んであとは上がるだけ、色んな気持ちがありましたが、自分の中でリバウンドメンタリティとはどういったものだろうと、1週間考え続けて、こういった時こそ真価が試される、と言い聞かせました。

練習をするのも憚られるような心境でしたが気分は抜きにして、とにかく身体を動かすという行動にフォーカスをして、しっかりと次への準備だけは大切にしました。

実際に行動に移し次への準備をしたことで、不安は薄くなった気がします。

僕の座右の銘でもある、「人間万事塞翁が馬」……最終的には必ず良い方へ繋がる、と信じました。

当日は、「過去の出来事を変えることはできないけれどワーストだったラウンドが必要な経験だった」という意味のあるものに変えられるように、全精力を注ごうと、そして自分とハッピーな結果を信じて、やるべきことをやる、最善を尽くそうと思いながらプレー。

内容としては、1週間前に8打を叩きダブルパーカットとなったホールで、2周ともにイーグル。1周目は、直後のホールでもイーグル。

5パットを叩いて自信を失ったホールで、1周目はバーディ、2周目はパー。かなり痺れるシーンでしたが、何とか乗り越えられました。

反省を活かせたのもあったと思うのですが、今回は不思議な感覚、ミラクルの多いラウンドとなり、表現が難しいのですが、自然や風が味方となってボールを運んでくれたり、フットゴルフの神様が導いてくれたような結果でしたし、これには正直なところ、自分でもびっくりでした。

本当に伸るか反るか、どちらに転ぶか分からない、紙一重な場面の連続でしたが今回は特に、目には見えないものが最高の結果へと誘ってくれたかのようでした。

嬉しい結果ではありましたが、改善点はありましたしこの先も、良いことや悪いこと、様々な出来事が起こると思います。

それでも、自分のできること、やるべきことをやる。

そして「人事を尽くして天命を待つ」ことができた時、最高の結果が待っていてくれるのではないかと改めて感じることができ、学びの多い本当にありがたい1週間でした。「No Rain, No Rainbow」…大会の次の日、W杯日本代表候補強化トレーニングの時に出た虹!虹も雨が降らなければ現れないし、今回の経験も自分が望む場所に繋がっていると良いなぁ、と思いました。

感謝!! 南葛SC プロフットゴルファー 青木 剛

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