許しと感謝の試験

先日のジャパンツアー2026第5戦は2025年7月以来、8ヶ月ぶりの優勝。日頃の取り組みや準備を結果に繋げることができ、素直に嬉しい優勝となった。

このタイミングを機に、

フットゴルフを通して学んでいる、“許しと感謝”について書いてみようと思う。

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ゴルフ競技に近しいフットゴルフ競技において、パットを打つ場面は、ミリ単位でのズレをも許さない繊細さが要求される。ゴルフのパットシーン同様、静寂さの中で精神を統一して、その一打に気持ちを込めてそれを解き放つような感覚。

人にもよるのかもしれないが、僕は雑音(カラスの鳴き声などはしょうがない…笑)や人の挙動、一挙手一投足など、できることならまったく気にならない状況でパットを打ちたい派だ。

それでも往々にして、試合の勝負の行方を左右するパットシーンでも、上記のような気になることが起きたりする。

悪意はないはずだけど、周辺のカートが動き出したり、少し遠くにいる人が電話を始めたり…苦笑

パットを打つ瞬間に同組選手の鼻をすする音や汗を拭う仕草、体勢を変える動きが間接視野で入ってしまうこともある…(これは自分も気付かぬうちにやってしまうことが考えられるから、細心の注意が必要…)

とにかくパットの場面というのは、本当に些細なことがメンタルにも技術にも影響するということ。

去年の優勝できた大会、そして、今回の大会でもこれを決めれば優勝にグッと近づく、自分でそう意識せざるを得ない運命を左右するような場面があったのだが、上記のような気になる状況が起きた。(今回は隣のコースから「ファー」の大声とともにゴルフボールが飛んできてその後、ゴルファーさんがボールを探しに来てザワザワする状況…苦笑、そのままプレー続行も考えたが一旦、事が収まるのを待たせてもらった…)

僕の性格的に普通であれば自分のルーティン通り、思い通りのペースでプレーできずに感情のままにイライラ、もっと言えば怒りが募ってしまう場面でもある。

こうような時、僕はまず「許します」と呟くようにする。

そういった状況に関わる相手や環境条件に対して。そして、この「許します」は自分自身に向けたものでもあると思っている。イライラして怒りを覚えてしまいそうになった自分自身を許してあげる。

これで終わり…ではなくその後さらに「ありがとう」と呟く。

それはこう考えるから。神様が采配をしてくれた、時間調整をしてくれた。考える時間やもう一度、冷静になる時間を与えてくれた。

だから、「ありがとう」と気持ちを込めて口に出す。

怒りを消化し、昇華させるイメージ。(親父ギャグか…笑)

これをすることによって、他責という外に向いていた矢印を、完全に自分に向けて自責にする。その後の結果は、他の人や環境のせいではなく、すべて自分の責任によるものとなる。

そして、これは神様からの試験でもあると思っている。その試験に合格が与えられると、好プレーや成功に繋がっている印象だし、怒りなどの感情のままにプレーすると大体うまくいかない。

これは、人生の日常生活でもよくあることだ。自分が思い描いた通りにいかない時こそ、この試験に合格することを心がけたい。

少し偉そうに長く書いてしまったが、毎回この試験に合格できているかというとそうではなく難しい場面もあるし、イライラのまま行動してしまい後悔することも多々ある。

許しと感謝の試験合格率を上げて、選手として以前に人間としても成長して結果に繋げていきたいと切に思っている。

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感謝!!

鹿島Ascendia 青木 剛

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